長野県 青木村 青木村立青木小学校の公式ホームページです

長野県青木村立青木小学校

  1. サイトマップ
校長日記

校長日記

 学校の出来事などを、校長の目線で言葉にしていこうと思います。

 ご覧いただけたら幸いです。

4月の日記 5月の日記 6月の日記    7月の日記     8月の日記    9月の日記
10月の日記 11月の日記 12月の日記 1月の日記 2月の日記 3月の日記

 2024年度の日記はこちら

 

 

 

 

4月24日(木) 私の決意を疑問を伝え合う ~第1回児童総会~

 6時間目に、今年度第1回目の児童総会が開かれました。今年度の児童会活動目標(スローガン)

   「みんなでつくろう 楽しい青木小学校」

 が発表され、このスローガンを受けて、自分はどうしたいのか(自分たちにできることの提案)を発表し合いました。

 「あいさつを頑張りたい」「委員会で新しいことを考えて提案したい」「当番活動を忘れずやりたい」など、わたしが考える”自分にできること”を全体の前で発表しました。勇気をもって発言する姿が、とても頼もしく感じました。

 それぞれの委員会から年間の活動計画が発表され、質問・意見・要望を出し合う時間となりました。一人の子が、すっと挙手し指名されると、「どうして、清掃の時間に赤白帽子を被らないといけないんですか」と学校をきれいにする委員会へ質問をしました。しばしの沈黙の後、議長から「みなさんはどう考えますか」と全体への投げかけがあり、質問をした子が再度挙手し、「私は、正直言って、かぶりないといけないからかぶっているだけで、かぶらなくてもいいんじゃないかなって思う」と発言しました。すると、全体の前に座る委員会の役員の子が、「頭を守るために、それから、清潔を守るために帽子をかぶります」と質問に対しての返答をしました。隣に座る委員会の仲間と、近くに座る他の委員会の仲間と相談し、生み出された回答でした。

 このやりとり1つをとっても、学校生活の”当たり前”の中にある問いを全体で共有し、その問いに対してみんなで考えられたという事実に、自分たちの学校をよりよくするために考え合えることのできる子どもたちであることを強く感じました。全校みんなでつくる、子どもたちの感覚でつくりあげる楽しい学校になっていく予感がしました。

 総会が行われる中、議長を担当した子は、指名をするとき、終始「○○さんお願いしまます」「○○さんの考えをお願いします」と一人一人の名前を呼んで指名していました。この姿もとっても温かな姿に見えました。学級はもちろん、全校一人一人がみんなのことを名前で呼び合えるそんな温かな、より楽しい青木小になっていくことも感じました。素敵な児童集会でした。6年生のみなさん、今年ならではの児童会活動を期待しています!!

 

4月23日(水) 安全に歩き、安全に運転する ~交通安全教室~

  朝の時間から1時間目にかけて、交通安全教室が行われました。上田交通安全協会青木部会の皆様、駐在所の所長さん、村役場の担当の方にもご協力いただき、交通安全について考える大切な時間となりました。

 1年生と2年生は、実際に学校周辺の道を1年生2年生がペアになって歩きました。実際の横断歩道を渡る時には、手前の場所でしっかりと止まり、車が来ないか、来ている車が完全に停止したかを確認し、手をしっかりと上げ渡ることができました。2年生は1年生に、「止まってくれたから渡るよ」「しっかりと手を上げてね」「渡ったら運転手さんにお辞儀をするよ」と優しく伝えている様子もありました。2年生になって間もないにもかかわらず、立派なお兄さんお姉さんになっていました。

 3年生から6年生は、体育館で自転車の安全な乗り方・運転の仕方について学びました。自転車クラブに所属5年生のTさんがモデル走行をし、実際の様子を見つめながら確認することができました。後半は、自転車の運転についてのDVDを視聴しました。自転車を運転するということは、”被害者”のみならず”加害者”にもなる可能性があることを改めて確認することができました。

 自転車に乗る(乗れるようになる)と、自分の力で行ける範囲(世界)が一気に広がることを、会の冒頭私から伝えました。自転車に乗るからこそ感じられる風、自転車に乗ることができるからこそ行ける場所があります。自転車は自分の世界を広げてくれるアイテムの1つです。そのアイテムを有効に使うためにも、安全のためのヘルメットを必ず着用し、交通ルールを守り、そして、安全協会の皆様が教えてくださった”こと”を忘れず、自転車に乗ってほしいと思います。もちろん、歩く時にも安全に気を配って歩きましょう。

 

4月21日(月) 桜は散れども・・・ ~休み時間~

 

週末の温かな陽気もあって、校庭の桜は一気に散り出し、葉桜と変わり始めました。桜の花の儚さを改めて感じさせられました。

 そんな桜舞う校庭で、今日も子どもたちは、生き生きと遊んでいました。学年の枠関係なくサッカーを楽しみ、先生も混ざってキャッチボールをして、鉄棒で覚えたての技に挑み、ブランコではどっちが勢いよく漕げるかを競い、雲梯では6年生が優しく1年生を手助けし、ジャングルジムのてっぺんからは、「校長先生、ここだよ~」の1年生の嬉々とした声が聞こえてきました。

 休み時間は、移動時間を合わせて20分間。この20分間は、子どもたちにとっては(も)、貴重な貴重な20分間です。そんな大切な20分間の営みの中で、おもいっきり体を動かすことで自分を感じ、友だちと群れ、関わることを通して友を感じ、遊びを通じて、自分自身を更新していってほしいと思います。私も時々、遊びに混ぜてもらって、子どもたちの”素”の姿に出会いたいと思います。

 

4月16日(水)②  ちいさなちいさな 大冒険 ~1年生~

 今日の朝は、この時期としては肌寒さ残る朝でしたが、写真の通り、雲一つない美しい朝でした。登校前の1枚のため、校庭に子どもたちは居ませんでしたが、校庭は子どもたちを待ちわびていました。

 さて、2時間目休みのことです。1年生を迎える会を終え、一人また一人と校庭へ飛び出し、思い思いに遊び始めました。校長室から校庭を眺めると、ちょうど式台があります。その式台に3人の1年生が上がり、式台から飛び降りる遊びを始めました。その様子を見ていると、あることに気が付きました。それは、一人の子は、式台から飛び降りたことがなく、まさにそのチャレンジをしていたのです。お友だちがピョンと飛び降り上手に着地するのを見て、「次は、自分の番」と思い、足先を式台の端に持っていき、膝を折り曲げ、「よし行くぞ!!」と覚悟をするのですが、なかなか”降りる”までに行きつきません。何回か試みようとするのですが、しばらくすると両手を胸にあて、友だちに、「やっぱり怖い」と伝えているようでした。ちょうどこの時、教頭先生と他の学級の担任の先生が校長室へ来たので、状況を説明し、校長室から、「がんばれ、がんばれ」と言いながら、チャレンジし続けるRさんを見つめました。

 そして、何回か友だちが飛び降りた後、2人の友だちはブランコのある遊具広場へ向かい、Rさんは、式台に一人、取り残されてしまいました。どうするんだろうと、心配と期待、両方の気持ちを抱きつつ見つめていると、Rさん、意を決して式台から飛び降りました。着地も見事に決まり、後を追うように遊具広場へと向かっていきました。

 休み時間の音楽流れ、校庭で遊んでいた子どもたちが一斉に教室へと戻っていきました。私はすぐさま校長室を飛び出し、教室へと向かうRさんに声をかけました。「Rさん、冒険してたね。式台から飛び降りようとチャレンジしてたね!見事出来たじゃん。すごいよRさん。ところで、飛び降りた瞬間どうだった?」と聞くと、Rさんは、こう答えました。「えっとね。こうやって土に足が付いたでしょ。このときね、心までドスンっていうのが伝わってきた」と、両手を心臓の前に持ってきて、クルクル回しながらその瞬間の説明をしてくれました。

 Rさんの冒険、大成功です。子どもたちにっての休み時間は、遊び尽くせる時間でもあり、と同時に冒険タイムでもあることを、Rさんが私に教えてくれました。次は、どんな冒険をするのかな・・・

4月16日(水) ようこそ1年生 ~1年生を迎える会~

 2時間目に、1年生を迎える会が行われました。新6年生がプロデューサーとなり、企画ならびに司会進行をつとめました。

 まずは入場です。BGMが流れ、花のアーチを6年生と手をつないだ1年生が入場してきました。入学式よりも穏やかな、そしてにこやかな表情でした。席にエスコートされ着席し、会のはじまりです。児童会長があいさつをし、その後、副会長が一人一人の1年生を紹介していきました。「○○が好きな、◇◇さん」です。この紹介で、一人一人が紹介されていきました。ドラえもん好き、でんぐり返し好き、スイカ好き、メロン好き、ピンク好き、などなど、バラエティーに富んだ「好き」が紹介され、とても和やかな雰囲気となりました。

 紹介の次には、ゲーム「進化ジャンケン」で全校が交流をしました。まずはミミズ、次にはうさぎ、更にクマ、そして人間、最後は神です。4回連続でジャンケンに勝つと神となりステージに上がることができる。こういうルールでした。3回行われました。1回目にはジェスチャーをせずジャンケンをしていたので、ステージにいる児童会の役員から、「ミミズは這いつくばる、ウサギはぴょんぴょん歩く、クマは腰を低くしノソノソと歩く、そして人間は普通に立ってジャンケンをする」と実際にポーズをとりながら説明をしたおかげで、2回目、3回目は、全校がミミズ、ウサギ、クマの真似をしながらのジャンケンタイムとなりました。

 ゲームを楽しんだ後は、1年生からお礼のメッセージが発表されました。声をそろえて、「ぼくたち、わたしたちのために、楽しい会を開いていただき、ありがとうございました。これからも、たくさん教えて、たくさん遊んでください。よろしくお願いします」と、2年生から6年生までのお兄さんお姉さんたちに向けてお礼とお願いを発表しました。きっと、休み時間や昼休みには、1年生がたくさんの学年の人たちと遊ぶ姿が見られるはずです。

 6年生のみなさん、準備期間が限られる中、全校が楽しめる会を企画し、実行してくれてありがとうございました。全校が楽しむことができました。児童会活動は、6年生が主役となり、学校をよりよく、そしてより楽しくなるにはどうしたらよいかを考え、実行していく活動です。昨年の活動をより進化させ、今年の6年生だからこそ生み出せる企画、期待しています。

 

4月15日(火) 春を見つける 感じる ~2年生~

 

 5時間目、雨雲に覆われていた空が瞬く間に晴れ渡り、満開の桜が風に揺られていました。そんな校庭から楽しそうな声が聞こえてきたので、お邪魔しました。桜の木の下に集まっていたのは2年でした。2年生は2クラスが1つのクラスにまとまり、スタートしたばかりですが、元○○組など関係なくかかわっていました。

 私を見つけると、「校長先生、春を4つ見つけたよ」「ぼくは6つだよ」と教えてくれました。どうやらこの時間に『春』を4つ以上見つけることが課題だったようです。「さくらでしょ、すみれでしょ、つくしでしょ・・・」と、見つけた植物(花)の名前を伝える子もいれば、「さくらでしょ、それからね、紫色いろの小さなつぶつぶの花」と教えてくれた子もいました。もしかしたらタチツボスミレの花のことを言っているのかもしれません。翌日の授業で見つけた春を発表するようです。きっと、今は名前が分からず”紫色の小さなつぶつぶの花”と表現した花の名前を、友だちとのやりとりを通してその花の名前を知ると思います。図鑑を通して知ることももちろんいいですが、友との関わり、やりとりを通じて得る学びも素敵です。

 10分ほど、2年生と担任の先生との時間にお邪魔をさせていただきましたが、子どもたちの目線を見ても様々なでした。足元を見て春を探す子がいるかと思えば、目線を上にして春を探す子もいました。目線を上にして春を探していたМさんが、「先生見て、桑の木に葉っぱ見つけた」と発した瞬間がありました。2年生は1年生だった去年、ブランコとプールの間にそびえる桑の木に手を伸ばし、めいいっぱい桑の実を取って食べていました。その時私も「取って(採って)取って(採って)」とたくさんせがまれました。葉っぱを見つけたМさんももちろんそこにいました。あの時わたしたちにおいしい実を届けてくれた桑の木に、緑色の立派な葉っぱがあることに気づいたのです。桜はもちろん、桑の木の葉っぱからも春を感じたこの時間、子どもたち、本当に生き生きとしていました。振り返りの時間が楽しみです。

 

4月14日(月) 命を守るために ~避難訓練~

 今年度1回目の避難訓練が行われました。朝方少し雨も降っていましたが、校庭に避難する通常の避難訓練を行うことができました。

 非常ベルが流れ、「給食室から出火、校庭に避難しなさい」の放送で、全校が一斉に校庭へ避難をしました。防災ずきんをかぶり、頭を保護しながらの避難でした。全校が避難できたことを確認し、職員の係活動を終え、川西消防署の消防士さんから講評をいただきました。「”お・は・し・も”をこれからも意識すること」「ハンカチを身に付け、避難の時には煙を吸わないようにすること」など、大切なお話をしてくださいました。子どもたちは、消防士さんの話を真剣な眼差しで聞いていました。避難訓練がとても大切なものであることを分かっているからこその姿でした。

 避難訓練を終え、消防士の方に改めてお礼を伝えると、消防士さんから、「とてもいい避難訓練でした。ここまで静かに、誰も話すことなく避難する訓練を見ることはめったにと言いますか、ほとんどありません。すばらしい子どもたちですね」とお褒めの言葉をいただき、私からは、「日頃おとなしいから静かにできるのではなく、話し合いをするときには自分の考えを堂々と言えて、休み時間にはおもいっきり元気に遊ぶ子どもたちです。遊ぶときは遊ぶ。話し合う時は思いっきり話し合う。そして静かにすべき時には静かにできる。そういうメリハリのある素敵な子どもたちです」と、日頃の様子をお伝えしました。

 とてもいい避難訓練となりました。日頃から、自分の命を大切にし、友を大切に思える。そういう子どもたちへとさらに成長していってほしいと思います。

4月11日(金) 初公開 ~参観日~

 今年度1回目の参観授業がありました。また、年度当初の参観日なので、参観授業後にはPTA総会と学級懇談会も行われました。

 我が子の授業の様子を見つめようと、大勢の保護者の皆様の参観のもと各教室で授業が行われました。粘土の作品を作ったり、音読をグループ発表したり、担任の読みきかせから授業が始まったり、友だちが思い浮かべている言葉を連想したり、友だち・仲間について考えたりと、それぞれの学級で、担任の先生の持ち味を発揮しながらの授業が展開されました。途中途中、子どもたちは教室の後ろや横側で授業を参観する自分の親を見つけようとする姿も見られました。やっぱり子どもは、自分を見てもらえていることがうれしいのです。

 参観後のPTA総会では、私から保護者の皆様へ向けて今年度の取り組みなどについてお伝えをさせていただきました。3つの根っ子(思い合いの根、学び合いの根、関わり合いの根)を伸ばすことを今年度の重点においていること、お仕事ゼミに挑戦することなど話をしました。オンラインの不具合が冒頭で起こり、始まりまでに時間がかかってしまいました。反省点です。

 参観後、廊下で数名の保護者の方を話をする機会がありました。ご家庭での様子を聞くこともできました。やはり、対話が一番です。一人でも多くの保護者の方と、年間を通じて対話していきたいと思います。保護者の皆様、ぜひ、お声がけください。

4月10日(木) おいしい給食はじまる

 今週8日(火)から、さっそく給食が始まりました。8日(火)は2年生以上で、やきとり丼が登場しました。私はこの日、終日出張だったため、このやきとり丼を食べることができませんでした。(残念…)。昨日(9日)から、1年生の給食も始まりました。上小管内の小学校で、1年生の給食開始が一番早い学校だったこともあり、メディア取材もありました。この日は、みんな大好きエビフライが登場しました。私も食べましたが、サクサクのパリパリで揚げたてでした。自校給食だからこそ味わえる触感でした。1年生の教室では、1年生が食べながらの取材を受けていました。「給食どう?」と聞かれ、もぐもぐするのを一時停止し、「おいしい」と取材の方の瞳を見つめ答えていました。その伝え方と「おいしい」と発したトーンを聞いて、本当においしい気持ちで食べていることが伝わってきました。栄養士の先生、調理員の先生方のおかげで、毎日おいしい給食を食べることができます。食べるたびに感謝したいと思います。そして、今後ともおいしい給食、よろしくお願いします。

 ちなみに本日は、チリコンカンでした。給食の定番です。明日の給食も楽しみです。そして明日は、参観日があります。大勢の方ご来校いただき、授業場面で見せる子どもたちの素敵な姿に、子どもと先生の素敵なやりとりに出会ってほしいと思います。

4月8日(火) 多くの人に守られている

 本日より、令和7年度が本格始動しました。上小管内の多くの小学校は、月曜日から始まっていましたが、本校は先週の土曜日が入学式だったため、今日から始まりました。

 今週は、春の交通安全週間とも重なっているため、子どもたちの登校時間に合わせ、地域の方が安全を呼びかけるため、道路に立ち、啓発活動を行ってくださいました。上田警察署の方、駐在所の所長さんをはじめ、安全協会青木支部、役場、教育委員会、森林組合、PTAの方々など、総勢50名ほどの方が、旗を持ち、立ってくださいました。子どもたちは、立ってくださっている方々に大きな声で「おはようございます」の挨拶をすることができていました。横断歩道を渡る時には、しっかりと手を上げ、渡る意思表示を示し、渡ることができていました。

 今月中は集団登校が続きます。きっとその日その日で、地域の方に会うことがあるかと思います。子どもたちから元気に、「おはようございます」が言えるといいなと思います。

 今回の街頭指導の担当の方と立ち話をする中で、「今年は50人に迫る方が街頭指導に来てくださいました。用意していた旗が例年だと余るのですが、今年は足りなくなるくらいでした」

と話してくださいました。地域に暮らす多くの方が、朝の貴重な時間を子どもたちのために費やして下っているということ。地域の皆様に子どもたちが守られていることへの感謝はもちろん、地域の宝である子どもたちが、生き生きと通える学校でなければならないと改めて感じる時間にもなりました。

 街頭指導を終え学校へ戻ると、「早く昇降口を開けてよ」と昇降口前に並び、きらきらした目で私に訴える子どもたちがいました。地域の温かさを感じ、子どもたちの瞳を見つめ、「この子たちのために精一杯に努めねば」と背筋がピンと伸びる朝となりました。

4月5日(土) 進級おめでとう!入学おめでとう!さあ始まりのとき!

 本日、始業式と入学式が行われ、青木村立青木小学校の令和7年度がスタートしました。前日の中学校の入学式に続き、この日も入学式にふさわしい、すばらしい天気に恵まれました。

 まずは始業式から行われました。新任の先生が入場すると、子どもたちは一人一人の先生方を見ようと、一人、また一人と目線を移していました。「私の担任の先生はこの中にいるのかあ」そんな声が聞こえてくるようでした。

 新任の先生とお会いした後は、担任、専科、様々な担当の先生の紹介がありました。子どもたちは一喜一憂でした。すべての先生の紹介の後、私から、進級おめでとうメッセージと今年度のお願い(大事にしたいこと)を全校に伝えました。伝えたことは、

 ☆3つの”根っこ”を伸ばすこと

  ①思い合いの根っこ ②学び合いの根っこ ③関わり合いの根っこ

 ☆青木をたくさん歩こう

 以上3つのこと+α(アルファ)を伝えました。

 友を思い、他者(ひと)のことでも自分のことのように感じることができれば思い合いが芽生え、

 「なぜ、どうして」をみんなの「なぜ、どうして」にし、とことん追究することが学び合いとなり、

 日頃の仲間だけでなく、活動から生まれる無縁の人との関わりを自ら求め、関わり合いを作り出す。

 「こういうことのできる1年にしたい」といった思いを込め、伝えました。そして、歩く機会を作ってほしいことも伝えました。友だち、あるいは家族で、ちょっと外へ出て青木を歩くと、きっと様々な発見が生まれるはずです。私自身も朝、住宅のまわりを歩くだけでも、朝の空はいつも同じと思っていても、毎回違った朝を迎え、鳥のさえずりに出合うだけでも心がいやされます。日頃暮らしている青木です。分かっているつもりでいても、「へ~~」ということもたくさんあるはずです。「歩いてみてね」そんなメッセージを送りました。

 始業式の次は、入学式です。新1年生を、2年生から6年生、保護者、ご来賓の皆様、そして私たち教職員でお迎えしました。1年生の歌声すばらしかったです。1年生に向けて、児童会長がお迎えのあいさつをしました。「小学校は、みんなで学んだり遊んだりして、きずなを深めるところです。ぼくたち6年生に、何でも聞いてください」と力強く発表しました。6年生のみなさん、お願いします。

 入学式を終え、各教室へ戻ると、2年生から6年生までの教室で、初めての学活が行われました。先生自ら自己紹介し、子どもたちも自己紹介をする学級もありました。写真は、さよならの場面です。新しい先生と初めてのジャンケン。勝った負けたというよりも、この瞬間を楽しんむ、子どもたちと先生の姿がありました。

 あっという間だった1日。207日分の1日なわけですが、貴重な1日と言いますか、半日となりました。火曜日から、いよいよ本格スタートです。1年生が、一日でも早く学校になれ、各学級学年で、様々な活動が始まります。こうご期待です!!

 

4月4日(金) 中学そして小学校

 

本日、すばらしい天気の下、青木中学校の入学式が行われました。来賓席に座らせていただきました。

 今年度は、この3月に小学校を卒業した6年生が新1年生として入学するので、どんな姿で入場してくるのか、とてもわくわくした気持ちで参加することができました。

 入場の音楽が流れ、体育館の扉が空き、昨年度の児童会長を先頭に、一人また一人と入場してきました。小学校での卒業式から2週間と少ししか経っていないのに、何だかその時よりも大きくなっているように感じました。新入生代表の挨拶では、元児童会長が、児童会で得た想像力を発揮すること、そして、チャレンジチェンジの精神で成長していくことを力強く発表しました。小学校を巣立った子どもたちが、いよいよ中学校の生徒の一員として、一歩を踏み出しました。”わたしならでは”を遺憾なく発揮し、大活躍してほしいと思います。

 さて、明日は小学校の番です。新1年生が入学をします。本日、教職員一人一人、1年生のため、全校のため、保護者の皆様のため、精一杯に会場の体育館をはじめ、校内の整備を行いました。各教室も、進級した子どもたちの受け入れ態勢万全です。

 明日の朝から、子どもたちの元気な声が校内に響くと思うと、「早く明日になれ~~」と思ってしまいますが、さすがに時間を早くすることはできません。残念無念・・・。

 新鮮な気持ちで登校する子どもたちと、入学式前に行われる始業式で、今年度の私自身の意気込みを伝えられたらと思います。そして、新しい先生をお迎えした新青木小職員一同と全校みんなで、令和7年度の最高のスタートを切りたいと思います。

 オン ユア マーク・・・、セット・・・

4月1日(火) いよいよ始動

 令和7年度が始まりました。保護者の皆様、地域の皆様、ホームページをご覧くださる皆様、令和7年度もよろしくお願いいたします。

 朝、自宅の窓を開けると、雪が降っていました。4月に入っての雪は、さすがに珍しいですが、空から舞う雪たちも、新しい先生方をお迎えしてくださったのかもしれません。

 本日は、辞令交付式から始まり、新任の先生方を職員室で熱烈歓迎し、お昼には歓迎の昼食会が、本校のランチルームで行われました。新任の先生方はもちろん、前年度からお勤めされている先生方も全員で自己紹介をしました。おいしいお弁当を食べつつ、楽しい会話も生まれ、緊張感漂う新任の先生方の表情も、一気に穏やかになりました。

 午後は、あいさつ回りがありました。小学校と中学校と合同で行いました。役場では、新任職員紹介の後、北村村長からお言葉をいただきました。国宝があること、1300年前の人々が青木を通る東山道で、人々が往来していたこと、くつろげる温泉があること、五島慶太翁の生誕の地であることなどお話いただき、激励のお言葉もいただきました。各所を回ったわけですが、村の皆様が本当に学校を大事に考えてくださっていること、子どもたちの未来を支援くださっていることが伝わってきました。

 新たな先生をお迎えしての新たな青木小学校の幕開けです。5日には、子どもたちの声が聞こえてきます。精一杯の準備をし、始業式と入学式を迎えたいと思います。