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長野県青木村立青木小学校

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ごあいさつ

ごあいさつ

 

青木村長  北村 政夫

学びは宝物

 

 青木小学校創立150周年、おめでとうございます。

 「伝統から創造へ」。これは50年前、宮原栄吉元村長が100周年記念誌「百年の歩み」に寄稿された標題です。明治5年に学制が頒布され、翌年青木村に4つの学校が開校して以来、大きな時代のうねりの中で、教育関係者をはじめ村を挙げて夫々の時代に相応しい教育の創造・充実に努め、輝かしい伝統を築かれ、特に開校から当面は狭隘な教育環境の中、多くの優秀な人材を世に送り出してこられましたことに深甚なる敬意を表します。

 私事でありますが、当郷が分村合併した昭和32年度、中学三年の一年間だけでしたが青木中学校で学ばせていただき、大切な仲間と経験を得ることができました。

 今や異次元の対策が求められる人口減少・少子化問題でありますが、村では各学年2クラス化を目標に掲げ、合計特殊出生率の向上や関係人口・交流人口の増を目指し、婚活や空き家バンク、移住などの政策を展開しております。

 次の50年も、青木小学校の児童が様々な変化に対応しながら大いに学び、伸び伸びとたくましく歩んでほしいと願います。学びが将来の選択肢を広げ、世界はもちろん宇宙で活躍するような人が現れるかもしれません。

 引き続き、未来を生きていく子どもたちの育成に皆さまのご理解・ご支援をお願い申し上げますとともに、青木小学校の益々のご発展を祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。




青木村村議会議長  松澤 正登

青木小学校150周年によせて

 

 創立150周年おめでとうございます。

 幾多の風雪にも耐え、建学以来今日まであまたの卒業生が巣立ってまいりました。これもひとえに青木村の皆様、先生各位のご支援、PTA 諸先輩の方々のご協力の賜物であります。

 私事で恐縮ですが、昭和28年下奈良本分教場に入学しました。当時近隣小学校、本校にはなかったグランドピアノが設置され、誉にして青木村出身で担任の先生の基4年間を分教場で学び5年生から本校に通った一人です。

 青木村は、「心豊かでたくましい子供の育成=社会力(生きる力)を育てる」を教育目標に掲げ「保小中の一貫教育」に力を注いでいます。また平成23年以来国が目指す「インクルーシブ教育システム」に賛同して、事業の趣旨ののっとり着実に成果を上げ、その実績は全国モデル地区としても注目を集めているところであります。

 デジタル技術の発展や持続可能なSDGsの推進など社会変化が飛躍的に進む中、教育に携わる方々のご労苦に心から感謝と敬意を申し上げます。

 終わりに、この栄ある150周年を契機として、ふるさとを愛し、21世紀をたくましく生きていく子供の育成に、地域の方々をはじめ学校関係者の皆様に一層のご尽力をお願い申し上げると共に皆様のご健勝と青木小学校の益々のご発展を祈念いたしましてお祝いの言葉といたします。




青木村教育長  沓掛 英明

青木小学校150周年によせて

 学校は、いつの時代も地域活動の中心に位置付いています。青木小学校が百五十年という長きにわたって青木村の子育てや文化を支えてきた役割は大変に大きなものです。

 一方でこれからも変わらず、二百年三百年と続く途中であってほしいと願っています。その意味から、途中である今の青木村の教育について触れておきます。青木村の教育は平成二十四年から保小中一貫教育・社会力育成事業・学力体力の向上・子どもと向き合う時間の確保・インクルーシブ教育を五重点として位置付けてきました。その活動を検証する場として、子育てフォーラムが秋に行われます。平成十七年から始まった通学合宿も、コロナ禍で中止はあったものの、今年で十六回目を迎えました。ネットワーク通信も二百号を超えています。このような充実した子どもたちを取り巻く環境をこれからも継続させ、一層充実したものにしていく使命を感じています。





青木小学校長  中上 敬介

百五十周年を迎えて

 

 青木小学校は、優美な自然、雄大な青木三山に囲まれています。「村の子どもは村で育てる」が青木村の教育の根幹であり、子どもたちの豊かな成長を村全体で育んでいます。

 今年度、青木小学校は、百五十周年を迎えました。青木小学校の歴史を紐解きますと、明治六年、昌後学校、昌後学校越戸支校、尽性学校、誠意学校の四つの寺子屋から始まりました。その後、明治二十二年青木尋常小学校、昭和十六年青木国民学校、昭和二十二年現在の青木小学校となり、現在に至っています。

 この間、青木小学校は、常に村の人々から見守られ育てられてきました。昭和四十八年には、百周年記念事業、平成五年には百二十周年記念事業を行い、学校の環境整備や備品等の充実が図られ、その時代に合った先進の教育ができるように配慮していただきました。

 今回の百五十周年記念事業実施にあたっても、保護者、地域の皆様方からの学校に対する大きな期待を痛感しています。百五十年の歴史に思いを馳せ、青木小学校の伝統を大切に、次の世代に繋いでいけるよう、今年度は「青木小学校の150年間を思い続ける一年に」をスローガンに取り組んでいます。

 今後も、青木小学校が村の学校としてますます大切にされる学校に、また、子どもたちにとって、いつまでも誇りに思える学校になるよう努力して参りたいと思います。

 終わりに、記念事業実行委員の皆様をはじめ、地域の皆様、村関係各位に深く感謝申し上げます。




150周年記念事業実行委員長(青木小学校PTA会長)  松本 淳英

青木小学校150周年によせて

 

 青木小学校が創立150周年を迎えましたこと、心よりお祝い申し上げます。

 明治6年の創立以来150年という歴史はあまりにも長く、想像しようにも大変難しいものがございます。一緒に学ばれた学友や先生が各々で異なるだけでなく、校舎や学習内容も時代によって大きく違ってまいります。皆様の青木小学校への想いも、人それぞれであるかと思います。

 現代において、物事の移り変わりはますます急速化し、価値観の多様化も進む一方であります。しかし周りの環境が怖ろしいほど変化するなかにおいてこそ、150年の歴史を持つ青木小学校と関係をもったという誇りが、多くの人の心の支えになると強く信じております。

 

 大きな節目をむかえた青木小学校が、より多くの方の心のよりどころとしてますます発展すること、また150年の歴史に関わる全て皆様のご清祥を心よりお祈り申し上げます。